殺人、ドラッグ、レイプその他諸々が日常的に行われるアメリカの監獄が舞台。
毎日自分のケツを守る事で精一杯な男達の友情。若く才能のある美しい青年と、監獄の中では怖いもの知らずであるが故、他とは違う空気に惹かれていく囚人達のボス。友情と愛情の狭間で自分を律し続ける男の人間描写が泣かせます。
映画のラストを飾るミルトンの『失楽園』からの引用、
Ruler of hell from slave in heaven
という台詞の残響がいつまでも胸に残る。
わたしはこのことばを実行に移すよりはるかにしっかりと、揺るぎない確信をもって自分のものにした。わたしの人生はこのことばをなぞり、このことばにインスピレーションを受け、このことばからわきあがっていくのだろうサガン





